奨学金って...?
みなさんは、「奨学金」というものをご存じでしょうか。
正式には、独立行政法人 日本学生支援機構が、憲法・教育基本法に定める
「教育の機会均等」の理念のもと、経済的理由で就学が困難な優れた学生等に
学資の貸与及び給付を行う制度のことをいいます。
「大学進学したいけど、学費を準備するのが厳しい…」
「やりたいことを、経済的な事情であきらめたくない」
勉強の意欲があるお子様の進学を考えるとき選択肢の1つとして考えたいのが奨学金です。
最近は、新型コロナウイルス感染症の影響で、奨学金への関心がさらに高まっています。
奨学金制度には大きく2種類あります。
・返済扶養の給付奨学金
・返済が必要な貸与奨学金。
日本人の大学生の2人に1人が何かしらの奨学金を活用している時代です。
特に日本においては貸与型奨学金制度の利用者が多い状況です。
貸与型は特に、世界的に非常識だともニュースになっています。
学生時代は考えもしていなかった
当時、私は大学卒業時点で500万円程借りていました。
大学の学費年間120万円×4年分です。
高校はほぼ全員が大学に進学する普通科高校。
実家は貧乏だった為、奨学金を借りることは大前提でした。
なので無事4年間で卒業しましたが、その時点で500万円弱の借金を背負うことに。
なので、20年間毎月2万円超の返済が...
ただ、私だけ特別というわけではなく、
学校主催の奨学金の返済手続き説明会には何百人という学生がいました。
借りるほか手はなかったものの、何かしらもっといい方法があったのでは
と、後悔した出来事です。
返すためにまずやったこと
給付型奨学金でない限り、借りたものは返さなければなりません。
友人の中には、社会人になり奨学金が「ある」か「ない」かで
恋人との結婚もかなわなかったやつもいました。
私は、「どうにかしてなくしたい」と思い活動するようになりました。
結果、奨学金は5年で返すことが出来ました。
どのようにして返したか、方法をシェアしていきたいと思います。
①目標を立てる
自分を見失わないように紙に書き貼りました。
わかりやすく簡潔な内容が良いと思います。
②自分の収入と支出を把握する
自分の収入と支出を確認します。
その上で余分な固定費がないか見直します。
スマホで家計簿もつけました。
自分の収入と支出をしっかりと把握できるので、
「意外とここに使ってたんだ...」など発見があります。
ここで固定費を見直し、余計な支出を抑えたことで
年間17万円の削減に成功(会社で入らされたものや携帯代、サブスクなどなど)
③いらないものを捨てる
次に、いらないと思ったものをすべて捨てました。
服や漫画などは売りました。
身の回りのものが減り奇麗になるとなぜか支出も減ります←これ本当ですよ!
④ほしいものリストを書き出す
ほしいものリストを書くと本当に 必要なものか一度考える時間が取れます 冷静になれる!!!
日用品以外は割とほしいものリストに入らない!
⑤お金を貯めている人のマネをする
情報が多い時代で良かったです
いまは逆に多すぎる時代で、どれを参考にしていいかわからないと思います。
「この人参考になるな」っていう人を 3人見つけてマネをしてみましょう!
もちろん自分で勉強することも大切です。
⑥預金をやめる
今の預金の金利は0.001%
タンス預金と変わりません。
持っているだけでは価値が下がるだけです。
100万円を1年預けて 10円(税引前)
5年預けて50円。
これでは500万円なんて何百年かかるの~
僕が銀行に入った当時の定期預金の金利が最高でも0.400%
ノルマのためにこれを全力で 勧めてたと思うと恐ろしいです。
お金に働いてもらおう
当時は外貨預金や投資信託の勉強をして 貯金にするお金をそちらに回してました。
この時の外貨預金入金レートが1ドル101円台。
その年の年末には、1ドル116円台になりかなり恵まれていました(今も保有しています)
投資信託は当時新興国ものと国際REIT系を運用しておりました。
リターンは大きかったです (税金や手数料についても別の回で勉強しましょうね)
ただし!所持金全額を運用するのは危険です。
配分などはこれから一緒に勉強していきましょう。
まとめ
以上が、私の奨学金返済の道のりです。
やったことまとめ
①目標を立てる(5年で返す)
②自分の収入と支出を把握する
→家計簿をつける
→固定費を見直す
③いらないものは捨てる
④ほしいものリストを書き出す
⑤お金を貯めている人のマネをする
⑥預金をやめる
①~⑤で年間100万円をつくることは ぜんぜん可能です。
慣れてきて余裕資金ができてきたら ⑥に移っていくとスムーズです。
「奨学金」=「借金」という荷がおりたことで心に余裕を持てました。
自分のためにがんばりましょう!